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何を重視するかによって材質を決めるのがよさそうですね。

コードバン

コードバンの特徴

コードバン 写真

この世の全てのランドセルの頂点に位置するもの、それがコードバン製です。 この皮は牛よりも高く、豚よりも尊いとされておりますがその理由を知りたければ 実物をデパートでご覧になれば理解できるでしょう。 牛革ランドセルも美しいですがその上を行く品質で、見つめると石になってしまい そうな妖しさもある輝きを放っています。 もちろん丈夫さ・耐久性能も上々でお手入れをして使い込むほど魅力を増して いきますので、後半に伸びるタイプの素材です。 6年といわず12年でも子供が使うことのできるポテンシャルがあるので、 子供が小学校を卒業したら他の新一年生に使ってもらえるようプレゼントしても きっと喜んでもらえるでしょう。 ただし問題は多くの本皮が抱えているそれと同じで、重量があることが少しだけ 心配になりそうです。 これは丈夫であることの裏返しで、プラスティック製品は変形しやすいけど 鉄製品はあまり形を変えないのと同じことです。 2階の窓からベランダに投げてもビクともしないタフなランドセルになりますが、 重いので衝突時には大きな音がするかもしれません。 勢いがよすぎるとベランダの床をへこますかもしれない、そんな心配をせずには いられない重量感がコードバンにはあるのです。 使う子供がそれを好まない場合、重くなるからといって教科書を詰める事を 拒否することもありそうです。



長期使用が可能

牛革製品全般もそうですが、コードバンのランドセルも愛着をもって使用を 続けるとどんどんいい味が出てきます。 貫禄と置き換えてもいいでしょう、皮に深みが増すのです。 買ったばかりの新品が魅力満点なのは当たり前ですが、コードバン製品は6年 以上使い続けることで購入時よりも素敵な物体へと進化します。 ピカピカ度が上昇してくるのではなく年季が刻まれていくと言えばいいでしょうか。 でもなんのお手入れもせずに使い続けるのならそんなおいしい話にはならず、 コードバンを進化させるには程度なメンテナンスがとなり必要です。 そこだけ注意していれば二人目のお子様に継承することもできますし、近所の 幼稚園児に使ってもらってもいいので、実は高額な製品でも耐用年数でみると そう不利にはならないかもしれません。 さらに個人的な見解ですが、新品のコードバンランドセルと6年間お手入れを されてきた物がもし同じ値段で売られていたとしたら、私は両方を見比べて中古 のほうを選ぶかもしれません。 子供と一緒に成長するランドセルだからこんなことを言いますが、コードバン製 のアイテムは使うほど素敵に進化するのです。 子供の感性ではどう映るかはわかりませんが、皮製品の渋さを知る人なこの意見 に賛同してくれるかもしれません。 なのでひょっとしたら息子が小学校に入学するから買ったコードバンのランドセル を、6年後に質屋やリサイクルショップで買取してもらおうとした場合、購入金額 を上回る査定をされるかもしれませんね。



コードバンのお手入れ

馬の臀部の皮であるコードバンのお手入れは牛革とほとんど同じと思ってもらえば いいので、コードバン専用の特殊な用品を揃えなくても大丈夫です。 最高級の革製品なのでメンテナンスにもお金がかかりそうと、余計な心配をしがち ですが牛も馬も同じ4本足の動物で緑の草原が似合いそうな生き物ですし、皮製品 になっても同じように優しく扱ってあげればいいでしょう。 別段気を使うことはなく、同系統の製品に倣い水に濡れたら乾かすことを徹底 すればそれだけでそこそこの状態を保つことができます。 でも高級品だからと慌てて乾かしすぎては傷めてしまうので、乾いたタオルで水気を とったら風通しの良い日陰で数時間安置し皮を乾燥させましょう。 急いで乾燥させなきゃとストーブの上に置いたり直射日光に何時間もさらすのは、 水気を蒸発させることはできてもコードバンの品質を下げてしまうので避けておいた 方がいいとアドバイスしておきます。 これら急激な変化を促す方法で乾燥させると表面にシワが発生したりする確率が 跳ね上がり、見た目も悪くなってしまいます。 ここは他の皮製品と同じなので慣れている人なら大丈夫かと思いますが、念のため 注意して下さい。 あとは汚れが目に付いたら雑巾で拭いたり、皮が硬くなってきたら保革油を 擦り込むように磨いてやれば牛よりも長期間、背負うことが誇らしいランドセル として子供を喜ばすことになるでしょう。



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